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建築実例

21. 本が身近になる、ロフト付きリビングの平屋【鹿児島注文住宅】

見どころポイント

お子様が誕生し“できるだけ本に触れる機会を作れるように”と暮らしていた施主様ご夫婦。
“理想の暮らしをカタチにしたい”とマイホームを考えるようになったのは自然な流れでした。

・いつでも本が読めるように、
・本の世界に入れるように、生活感のあるものは仕舞える方がいい、
・読んだ絵本を自然と片付けたくなるように、
・家族の気配感じる、ちょっとした読書スペースを
・自分の世界を大切にできるように、

夢は沢山あるけれど実際に「こんな家がいい」と伝えることはとても大変なこと。

家づくりのパートナーを捜す中、たまたまイベントを開催していた鹿児島店に立ち寄った事が私達との出会いでした。
「女性の担当の方で、細かなことまで想いを汲み取ってくださったんです。」と奥様。
そこからは話が盛り上がり、とても楽しく家づくりを進めることができたとおっしゃっていただきました。

ちょっとした空間が読書スペースになる、理想を叶えたお家をぜひご覧ください。

Point 01
キッチンカウンターに絵本ラックを!
ロフト付きの広々リビングで本を読む場所づくり

お子様が手の届く低めの場所、キッチンカウンターに絵本ラックを作成しました。
ロフトにつながる階段からも絵本が見える場所です。

絵本ラックには「おおきなかぶ」や「アンパンマン」など、様々な絵本が並びます。
奥様がキッチンに立つときは、お子様が木のぬくもりのある床にペタンとすわり絵本を選びます。
そしてソファーで本をよんだり、ロフト階段にベンチのように腰掛けて絵本を読むのだそうです。
ご飯が出来上がる、音や匂いを感じながら絵本を読むことで感性が豊かに育ちそうです。
引き抜いた“大きなかぶ”をどんなお料理にしようかと、絵本の続きが想像できそうです。

勾配をつけた高い天井を利用して、ロフトを設置。 アーチ開口部は子ども部屋に続く
勾配をつけた高い天井を利用して、ロフトを設置。 アーチ開口部は子ども部屋に続く
表紙が見えるので次の本が読みたくなる「絵本ラック」。片付けの習慣も自然と身につく
表紙が見えるので次の本が読みたくなる「絵本ラック」。片付けの習慣も自然と身につく
カラフルな絵本の表紙が引き立つように、室内は色味を抑えたインテリアに。
カラフルな絵本の表紙が引き立つように、室内は色味を抑えたインテリアに。
ダイニングとリビングで天井高さを変えることで視覚的にも広々と感じます。
ダイニングとリビングで天井高さを変えることで視覚的にも広々と感じます。
お子様が大きくなったら一緒にお料理を!広々としたキッチン。将来は絵本のかわりにお料理の本を並べても素敵です。
お子様が大きくなったら一緒にお料理を!広々としたキッチン。将来は絵本のかわりにお料理の本を並べても素敵です。
ロフトへつながる階段。この階段に腰掛けて本を読むことも。
ロフトへつながる階段。この階段に腰掛けて本を読むことも。
ロフトにはアイアンの手すりを設置。本を読んだり、ちょっとした書斎スペースにもなります。奥に収納もあり。
ロフトにはアイアンの手すりを設置。本を読んだり、ちょっとした書斎スペースにもなります。奥に収納もあり。
ロフトからリビングを見下したところ。ここは家族の気配を感じつつ一人にも慣れる場所。
ロフトからリビングを見下したところ。ここは家族の気配を感じつつ一人にも慣れる場所。

Point 02
いつもスッキリとした場所で本が読めるように!
収納を充実させてリビングにモノを持ち込まない仕組み。

“なるべく床にモノを置かずに生活したい”
奥様の希望に答える為にキッチン横にはパントリーを設けました。
お買い物帰り、かさばる荷物はひとまずこちらに置いて仕分ける仕組みができました。

アーチ型の開口部がパントリー
アーチ型の開口部がパントリー
パントリー内は作り付けの棚をつけ、細かなモノはケースにまとめている
パントリー内は作り付けの棚をつけ、細かなモノはケースにまとめている
洗面スペース。奥はファミリークローゼット。
脱衣所。奥がサンルーム。室内干しができるので降灰もきになりません。

脱衣所、ランドリールーム、ファミリークローゼットは一箇所にまとめて設計。
脱ぐ、洗う、干す、仕舞うがこの場所だけで完結できるラク家事スペース。
ファミリークローゼットは寝室へ通り抜けできるウォークスルータイプ。
とても便利な動線です。

玄関にはシューズクロークを設置。玄関の土間部分は通常よりも広め。
自転車やベビーカーなどそのまま玄関にいれても十分な広さです。

通り抜けできるファミリークローゼット。
土間部分を広くとった玄関。奥はシューズクローゼット

point 03
家族内のプライバシーも考えて個室の位置を計画

リビングを挟んで両端に“子ども部屋”“主寝室”をゾーニング。
平屋は「家庭内のプライバシーが守られにくい」というデメリットがありますが、個室が隣接しないプランにすることで防ぐことができます。
また、リビングを通らないと入れない個室は家族の絆を深めるためには大切な仕組みです。

一人になる時間も大切にしながら、孤立しない個室にしたいというご夫婦の想いをカタチにした間取りになっています。

防犯を考えて道路に接する面は窓を設けていません。
防犯を考えて道路に接する面は窓を設けていません。
木目のガレージをチョイスして家の表情をデザイン。片流れの屋根と水平ラインのバランスが美しい外観。
木目のガレージをチョイスして家の表情をデザイン。片流れの屋根と水平ラインのバランスが美しい外観。
Data
所在地 指宿市
間取り 3LDK+S+WIC+ロフト
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